テレワーク合奏って

テレワーク合奏ってなんだか難しそう、と思っていますか?もちろん、指揮に合わせることできずに、聴きながら演奏するので普段とちょっと違う難しさはあるのですが、やってみると意外と気軽にできて、今の時代にも合っている形態かと思います。

まずなにより、何度もやり直しができる点は大きいです。一曲を通しで撮る必要もないので、できのいい部分だけを継ぎはぎで、ということもできて(プロの録音も結構そういうこと多いみたいですね)、ベストな演奏を残せます。

また、遠くに行ってしまったあの人とも合わせられる、時間と距離を超えた合奏ができるのも大きな魅力ですね。もちろん生で合わせる良さには及びませんが、もう難しくなってしまった合奏を残せるというのは大きな特徴です。

どこでもできる、というのも場所の制約を取り払える利点です。家で演奏できるというのはもちろん、家で音が出せなくても車の中で撮ったり、公園や山の中、カラオケボックス、橋の下、工夫次第でいろんなところで合奏の音を録れます。適切なマイクを使えば環境音もほとんど気にならないくらいにはできますし、たまに鳥の声が入るのも面白いかもしれません。

今の時代、感染を気にせずに音楽活動をする上では、テレワーク合奏は大きな解決策ではあるし、自分の音とも向き合えるので、とてもいい練習にもなります。是非チャレンジしてみてください。